http://www.largevocalmix.jp/diary/2008/04/26
池袋あうるすぽっと、17時30分開演、1階B列。
東京メトロ有楽町線東池袋駅6・7番出口直結と言いながら外に出なきゃならなかったり、2階へ行くのにエレベーターしかない素敵なビルへようこそ。設計したやつアホだろ。てゆうか、エレベーターの待ち時間はマジで無視できん。
制服のスカート姿じゃ分からないけれど、ノースリーブにショートパンツだとおしりから大腿部、薄い紫色のタイツ越しに膝からふくらはぎ、そして足首へと続く逆円錐が見事なまでのちょいエロを醸し出す前田憂佳の素敵な成長物語に乾杯。しかし、写真では伝わらないほどの美少女でありながらキラメキの光が十分でないところが…。
美しい羽衣を纏った姿で地上に下りた福田花音は依然として羽衣を纏ったままであり、それはつまり変化の兆しが見られないということと同義で、たとえ高いレベルが維持されていても成長の予感がないとそちら側に注意を向けたままでいるのは難しい。完成しているというのはプラスの面だけではない。
オープニングから登場人物の多さに萎えでどうにもこうにも。前半寄りの途中、疾走感に包まれた一瞬と一時だけが舞台の上を世界のすべてと認識できた時間だった。あれは素晴らしい。とはいえ全体として期待はずれだったことは否めない。だってさー、テーマが「プライバシー」でチラシのイントロダクションに妹の日記どうこうってあるんだよ。もっと凝縮された空間で濃ゆい芝居が展開されんのかと思ってました。そう思ってました。フィールドを広げてうまくまとめました的なことをされると感想が「ふーん…」になってしまう。そして、そうであるが故にあの洗練された演出が鼻に付くというスパイラル。
19時34分終演。
中京大学文化市民会館(オーロラホール)、18時30分開演、3階1列、ファミリー席。
欠席。