http://www.largevocalmix.jp/diary/2007/10/21
東京厚生年金会館、18時開演、2階4列、ファミリー席。
今更こんなまとまりのない「モーニング娘。」を見せられるとは思ってなかった。過渡期と言うにはあまりにも酷く、平均化されてしまって誰が映えるわけでもなく、ただはしゃいでる。でも、なんだろ、この胸さわぎ…。公演時間の長さを忘れてしまうほどに感じ続けた湧き上がる衝動、はじまりの予感…。「モーニング娘。」は灰になった。けれども、その灰の中から生まれる輝く鳥の姿を誰もが見ることになる。すべての過去を地上に置き去りにして彼女たちは飛び立つ。この「モーニング娘。」は過去の延長、時間的連続の中にはいない。この「モーニング娘。」は彼女たちの「モーニング娘。」なんだ。そして転生の目撃者として私は今ここにいるんだ。
『Hand made CITY』で高橋愛が階段でこけた。危ないなあ。挨拶のMCを光学ズームで。亀井絵里様の右膝にサポーターが。美勇伝のエロっぽさが気恥ずかしい。道重さゆみの司会による亀井絵里様、田中れいな、ジュンジュン、リンリンとの「秋といえば…」コントは昇華させるとさらに面白くなりそう。他のメンバーがちゃんと大人っぽいから久住小春の年相応の幼さが新鮮に感じる。なんて健全なんだ。『好きな先輩』をジュンジュンとリンリンがアイドル衣装で歌うんだけど曲の雰囲気とかそっちのけで飛び跳ねてるだけなのがなんだかなー。新垣里沙(左)と高橋愛(右)のMCで愛ちゃんのマイクが雑音だったり交換したのにスイッチが入ってなかったりでも無言にならずに対応できてるのがよかった。美勇伝のMCは三好絵梨香の司会による心理テスト。「あなたは吸血鬼です。血を吸いました。どれくらいの量ですか?。感想は?」とかなんとか。梨華ちゃんは1.5リットルのペットボトルでめちゃおいしい、唯にゃんは紙コップ1杯で甘い。血を吸った量は「努力」で、感想は「それについてどう思ってるか」なんだって。『男友達』を光井愛佳と美勇伝で。これがすっごくいい。愛佳は100点じゃないけど美勇伝の3人のはじけっぷりが絶妙なアクセントになってる。アンコールの衣装は光井愛佳をただの園児にしてるだけだと思うのだが。
美勇伝がいることをすっかり忘れてしまう件。
19時56分終演。
[10/22追記]愛ちゃんがこけたのは『Please!自由の扉』のときみたいだ。
M05「Please ! 自由の扉」の前奏で高橋に何かがあったらしい。後ろの亀井と一緒に笑ってた