http://www.largevocalmix.jp/diary/2007/08/02
R・H・Friendle結成10周年ということで、みんな、本当にありがとう!会報も、今号で、なんと41号!ほんとにありがたいです。じつは私も、会報の表紙にサインをする時などに、じっくり読んでいます(笑)。
あとは、私の両親や、やっちゃんママ、おじいちゃんのところにも送ってもらってるんですよ。
自分自身、会報を読むと、あらためて“あ、こういうこと、やったな”とか、自分の仕事を再確認できたりするんですよね。楽しませてもらっちゃってます。
私、ふだん、自分の仕事について、あまり振り返らないほうなんですよね。完成した作品は、もちろん見るけれど…あとはもう、次へ、次へ…っていっちゃうから。
だから意外と、ひとつ季節をさかのぼると、何をやっていたか覚えてなかったりする。“今年のはじめって、何やってたかな…?”とか思うことってあるし。そんな時、自分に関する情報が、ここには、ちゃんとつまってるから。そういった意味でも、ありがたいんですよ。
情報といえば、私、相変わらずパソコン、使ってないんですよね(笑)。だから、自分からみんなにメッセージを伝えるのも、ブログとかより、会報がいいと思ってるんです。自分がパソコン使えないから、“このほうがいい”って思い込んでるのかもしれないけど。なんかね、不安なの。ボタンひとつで消えたりしてしまうのが。ケータイのメールでさえも、ボタンを押し間違えて、それまで超がんばって打ってた文章、一気に全部消しちゃって、すごくやる気なくしたりしてる…(笑)。
私、文章を書くと、止まらなくなっちゃうほうなんですよね。だからケータイのメールも、すごく時間を費やしちゃう。“これが、パソコンで文章を書き始めたら、どうなっちゃうんだろう?”って。それが怖くてやってないっていうのもあるんですよ。しかも、せっかく書いた文章を、また、ここでも一瞬で消しちゃったりしたら(笑)!
十代の後半は、パソコンでメールするのがおもしろくて、ハマッてた時期もあるんですけどね。会話とは、また違う、大事なコミュニケーションができるじゃないですか。
話すだけよりも文字で見るほうが、しっかりと伝わることってあると思う。それに、自分が得たものや見たもの、感じたことを音も含めて交換できるのも、いいところですよね。そのあたり、やっぱり今も、どこか興味はあって、1日がもっと長かったら、やりたいとも思ってるんですよ。同時に、それを始めたら、絶対的に時間をとられちゃう怖さもあるんですけどね。睡眠時間は確実に減りますし(笑)。私、もらったメールに返事をしないのは、すごくいやなんです。でも、今のところ、パソコンを使っていないので、はじめからその心配もしなくていいんですよね。
デジカメを使うのも、まだまだ不安で(笑)。自分が処理できないというのもあるんだけど。“パソコンに取り込んでいる時、フリーズしちゃったらどうするのー!?”って(笑)。だからどうしても、フィルムで残したいとか思っちゃうんですよね。
でも、この間、昔から今までのプライベート写真を、音楽つきのスライドショーで見たら、すごく懐かしくて。“あ、すばらしい!”と思いましたね(笑)。ずっと見ていたいような感じだった。アルバムとは、また違うよさがあるんですよね。
とか言いつつ、私はしばらくアナログ派のままかも…(笑)。みなさんには申し訳ないのですが、こんな私のやり方に、これからも、おつきあいいただけたらと思っております(笑)。もうすこし余裕ができたら、いろいろ始めてみたいと思っていますので、それまでは会報を、めいっぱい楽しんでくださいね。
私も、この7月で27歳になったのですが、正直、自分でも自分の年齢に対して、どう自覚すればいいのか、わからなくなったりしているんですよ(笑)。
十代の頃とは違って、仕事の現場で会う方が同年代だったりすると、“27歳? まだ若いんだ”と思うのに、自分自身に関しては、すごく歳を重ねたようにも感じるんですよね。
一般的に見て、年相応なのかどうかも、自分ではよくわからないんですよ。あまり考えすぎると、ほんと、着る服とか迷っちゃう(笑)。
“これって、ちょっと若作り?”“でも、今年の流行だからいいんじゃない?”とか。“あまり落ち着いちゃっても、生活感が出ちゃったりするのかな?”とも思って。微妙ですよね。結局、最後は着たい服を着るんですけど(笑)。
好きなもののベースは、十代の頃と変わらないけれど、着られるものの範囲は、より広がってきたような感じもして、それはそれで楽しいんですよね。
最近まで、映画『おくりびと』の撮影をしていました。共演は、本木雅弘さん、山崎努さん、峰岸徹さん、杉本哲太さん、余貴美子さん、吉行和子さん、笹野高史さんといった方々。自分より年上の方ばかりだから、まだまだ若輩者の自分を痛感しました。
最初の顔合わせの時に、なんだかひとりで赤面しちゃったんですよ、私。“ああ、私、こんなに緊張するんだ…”とか思って。やっぱり、先輩方の積み重ねてきたものだったり、ずっと怠らずに続けてきた努力だったり…圧倒されるものがある。そういうふうに考えると、自分は、まだまだ青いし未熟ものなんですよね。
映画『おくりびと』の撮影は、最初に山形ロケがずっと続いて、それからスタジオでの撮影に入りました。
初夏の山形は、とても気持ちよくて、朝、撮影が始まる前に、近くの川辺を散歩したりもしました。でも撮影は、ずっと冬のシーンだったんです。だから、冬の衣装だったんだけど、それにも慣れました(笑)。
撮影スケジュールも、毎日、夕方までという比較的ゆったりしたもので、みんなでゴハンを食べに行ったりして…。
私は、本木さん演じる年上の夫を支えようとしてがんばる妻の役なんです。性格的にも、愛する人を深く大きくつつみ込むことができる女性。
その妻と夫が、川辺で、印象的な会話を交わすんです。私自身、この役に対して、共感できるところが、とても多くて。だから、この川辺のシーンでも、すごく泣いてしまいそうな予感はしていたんですよね。
“泣いちゃダメだ、泣いちゃダメだ”って、ずっと自分に言い聞かせていました。
でも、そう思っていても、胸がいっぱいになってしまうのを止められなくて。
結果的に、大好きなシーンになりました。
公開は、まだまだ先になるようですが、ぜひ、みなさんに観ていただきたいです。
昨年から今年にかけて、大学時代の友だちの結婚ラッシュなんですよ。
だいたい、ひと月に1、2回のペースで、結婚式に出席してる!でも、この夏くらいで落ち着くって感じかな。
披露宴って、毎回、本当に感動しちゃうんですよね。
ただ、こういう時も、着ていくものには、すごく悩まされますね。“おとなしめくらいが、ちょうどいいんだろうな”って。かわいい服は着たいけど、“あまり目立ってもいけないし…”とか(笑)。
だいたい、派手になりすぎないワンピースにするんですが、それだと地味すぎるかなと思って、小物で華やかさをだしてみたり。そのあたりの工夫は『RYOKO'S FAVORITE』を見てくださいね。
さて、みなさんは、どんな夏をお過ごしですか?私は、映画『おくりびと』も無事クランクアップしたので、すこしお休みをいただいて、実家に帰ったり、本を読んだり…ふだん、できないことを楽しみたいと思っています。
じつは、友だちのお母さんで、翻訳のお仕事をしている方がいて、最近、手がけた本をいただいたんですよ。
その本は、『ヒロスエ文学館』で紹介しています。ぜひ、みなさんも機会があったら読んでくださいね。
あとはやっぱり、いい季節だから、体も、たっぷり動かしたいですね。私は、静かな動きのものより、水泳とか球技のような、体を思いきり動かせるスポーツが向いてるような気がします(笑)。みなさんも、新しいことなどにチャレンジして、素敵な夏にしてください。
最後になりましたが、リニューアルした今回の会報、いかがでしたか?ファンクラブオリジナル写真も満載ということで、楽しんでいただけましたか?撮影の様子は、次のページでご紹介します。かなり暑い日でしたが、いつものスタッフと、「10周年だから、記念にポジションを替えてやってみない?」とか言って盛り上がりました。「涼子がスタイリストやるから、(スタイリストの)平野さんが被写体になって!」とか(笑)。
では、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。