Debian12にJava21(LTS)をインストールする

2025年1月19日(日)

環境

GitHubのリポジトリ

https://github.com/yvafdevnsk/linux

1. VirtualBoxにDebianをインストールする

1-1. Debianをインストールする

  1. VirtualBoxの仮想マシンメニューの新規でダウンロードしたDebianのISOイメージを選択する。
  2. 自動インストールのユーザー名とパスワードを "mizuki" に変更する。
  3. メモリサイズを8,192MBに変更する。
  4. インストール後にキーボードを追加して "Japanese" に変更する。GNOMEデスクトップ / Activities / Settings / Keyboard / Input Sources / [+]

1-2. Guest Additionsをインストールする

rootユーザーでカーネルヘッダーをインストールする。

su -
apt update
apt install build-essential dkms linux-headers-$(uname -r)

rootユーザーでGuest Additionsをインストールする。

VirtualBoxウインドウ / デバイスメニュー / Guest Additions CDイメージの挿入

mkdir /mnt/cdrom
mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
cd /mnt/cdrom
sh ./VBoxLinuxAdditions.run --nox11
reboot

再起動後の確認。

lsmod | grep vboxguest

これで VirtualBoxウインドウ / デバイスメニュー / クリップボードの共有 / 双方向 が有効になる。

参考情報

2. DebianにJavaをインストールする

2-1. Java21(LTS)をブラウザでダウンロードする

Adoptium / Other platforms and versions / Eclipse Temurin Latest Releases

21.0.5+11-LTS Temurin October 17, 2024

2-2. Java21(LTS)をインストールする

通常ユーザーでダウンロードしたパッケージを展開する。

cd /home/mizuki/Downloads
tar xvf OpenJDK21U-jdk_x64_linux_hotspot_21.0.5_11.tar.gz

rootユーザーで展開したパッケージを/usr/localに移動する。

su -
cd /home/mizuki/Downloads
mv jdk-21.0.5+11/ /usr/local/

rootユーザーで移動したパッケージの所有者とグループをrootにする。

cd /usr/local
chown -R root jdk-21.0.5+11/
chgrp -R root jdk-21.0.5+11/

rootユーザーでjavaコマンドが実行できることを確認する。

/usr/local/jdk-21.0.5+11/bin/java --version

openjdk 21.0.5 2024-10-15 LTS
OpenJDK Runtime Environment Temurin-21.0.5+11 (build 21.0.5+11-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM Temurin-21.0.5+11 (build 21.0.5+11-LTS, mixed mode, sharing)

2-3. javaコマンドに別名を付けて実行できるようにする

通常ユーザーで作業を行う。bashのエイリアス定義ファイルを作成する。

cd /home/mizuki
touch .bash_aliases

VSCodeでエイリアス定義ファイルを開いてコマンドを追加する。

alias java21='/usr/local/jdk-21.0.5+11/bin/java'

ターミナルを開きなおしてエイリアス定義したコマンドが実行できることを確認する。

java21 --version

openjdk 21.0.5 2024-10-15 LTS
OpenJDK Runtime Environment Temurin-21.0.5+11 (build 21.0.5+11-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM Temurin-21.0.5+11 (build 21.0.5+11-LTS, mixed mode, sharing)

参考情報